2014年1月23日木曜日

Class5ニュージーランドツアー ~その2~


さて年が明け、元旦はワイカト川に行きました。ここはフルジェイムスというフリースタイルカヤック世界大会も開かれたビッグウェーブのある川です。そしてそのはるか下流にはフカフォールというとてつもない滝が控えています。
フルジェイムスの水量は、すぐ上流にあるダムで管理されているとの事でした。この日は午後から水位が上がるとの話でしたが、残念ながら上昇はわずかのみ。ビッグウェーブを堪能するには至りませんでしたが、非常に美しい水で楽しくショート・ダウンリバーが出来ました。そして、このフルジェイムスのエディには温泉が湧いています。今年初の沈脱を喫した後は、この温泉で癒されました。
この日の私の船はBliss-stick RADでした。私にはちょっと大きかったかな。
ワイカトはフルジェイムス以外はマッタリでした。水質は抜群です。

フルジェイムス下段で遊ぶ南極三号さん



フルジェムスで脱ってながれつくと、そこは温泉が湧いていました

フルジェイムスのエディ温泉に浸って癒される人たち

この日の帰りはGoldSprings付近にあるワイオタプ温泉に寄りました。ここも川が温泉となっていて、多くの観光客が入っていました。この川底の泥は「Rotorua mud」として製品になりパック用に売っていて、美容に良いようです。これ、お土産に買ってしまいました。夜になってからはカイツナに土蛍(Glow warm)を見に行きました。洞窟の中にぽつんぽつんと光ってました。点滅はしていなかったです。帰り道には遊歩道脇にいっぱいいるのを見つけました。洞窟でなくてもいっぱい見えますよ。
ワイオタプ温泉、底の泥は美容に良いと人気のスポット
穴の中でポチッと光っているのが土蛍。でも帰り道に道ばたにわんさかいるのに気づきました。

1月2日最終日は再びカイツナ川に行きました。この日は300t/sと初日よりはだいぶ落ち着いた水量になっていました。それに二回目なので、少し余裕かな・・、とその考えが甘いんですね。
パワーハウスはなんとか無事通過、滝までは沈せず来られました。そしていよいよTutea滝にリベンジ。右寄り右寄りと思ってスタートしたら、本流に乗れずスピードが付きませんでした。コースはよく、リーンもしてブーフもやったつもりですが・・・。ズルンと真下に落ちて行き、そのまま撃沈。15秒ほど揉まれていました。そして早くも今年2回目の脱!トホホです。素早くレスキューされ、岸に上がるとそこには磯五郎さんも居られました。
漕ぎ終わって、ケニーさんのベースで着替え。その後ベースの100mほど山側にあるご自宅をみせてもらいました。すばらしい眺め、おしゃれな家、かわいい子供達とアヒル。すべてがそろっていて完璧ですね。
無事ツアー終了!

ケニーさんの自宅らの眺望。木々の間からカイツナが見え隠れしています。


楽しかったカヤックツアーもこれで無事終了。ホント、夢のような日々でした。この日はカイツナ源流を探索した後、オークランドへ移動。ホテル泊で1月3日の便で帰国しました。また行きたいな~

動画はこちらでご覧ください


おまけ

私にとっては初めての海外カヤックツアーでした。知らないことだらけでしたが、いくつか学習したことがあり、今後行かれる方の参考になればとここにとどめておきます。
・今回は年末年始のツアーだったので航空券がとりにくかったようです。私はエクスペディアを利用しました。7月頃だったと思いますが、エコノミークラス仁川乗り換えで往復15万円ほどでした。
・パドルを持ってゆきましたが、日本からオークランドまで、成田で別料金2万円ほどとられました。空港・航空会社によっては扱いは違うようです。一緒に行かれる方がいる場合は、何本かまとめて持って行った方が安上がりです。帰りはなぜか15000円でした。不思議です。
・ニュージーランドは物価はやや高めで、日本の1ー2割増しくらいです。コンビニはガソリンスタンドに併設されており、売っているものは日本ほどではないですが、それなりにあります。スーパーには何でもあります。日本食関係のものも結構ありました。

ロトルアのスーパーにて。こんなものまで売っていました。
・食事は肉と魚介は美味しいです。ただパンや菓子は甘くて量が多いです。少なめに注文した方が良いようです。ロトルアではパブ、イタリア料理店などで食事しました。ケンタッキーFCやバーガーキング、日本料理や中華のお店もありました。食べることは困らないと思います。ラム肉とマッスル(ムール貝の貝柱)、フィシュアントチップスは外せないでしょう。
ロトルアのレストランにて。右からスペアリブ、フィシュアントチップス、そして肉いっぱいのサラダ。
・ものの単位はCGS、車は左側通行で道路に信号は中心街しか無く交差点はロータリーがほとんど。インフラはヨーロッパ風です。しかし食べ物は甘くて量が多く、アウトドア大好きと生活はUSA西海岸風でした。
・今回は1日200~300Km くらいの移動は当たり前、すべてYararenger師匠運転のレンタカーで移動しました。道路は左側通行で違和感ないのですが、2車線の国道の制限速度は100km/hr。ちょっと遅いとどんどん追い越されます。車を使えばかなり広範囲の移動できますが、ガソリンは190円/Lくらいしていたと思います。交差点のロータリーは要注意です。

周りはほとんど牛か羊の牧場。どこまで行っても美瑛の丘の様な景色の中、100km/hrでひたすら進みました。

・最後にオークランド空港でチェックイン後、お土産ワイン2本買って機内に持ち込みました。しかし仁川で乗り換え時に没収されました。機内には100ml以上の液体は持ち込んではいけないとのこと。何故オークランドから仁川までは許されたのか不明ですし、なぜそこで売っていたのかも理解できません。慣れた方には当たり前のことかも知れません。


2 件のコメント:

  1. 来年も行かれますか?
    ブログを見ていますとまた行きたくなってきています。
    いずれにしろ大人数で行きたいです。

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  2. DOHAさん、行けるかどうかはわかりませんが、ぜひ行きたいと思っています。ツアーはきっとあると思いますよ。

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